日ハム、大谷の来オフ以降のメジャー挑戦容認 「意思を尊重」「全面的に応援」

契約更改で確認、「球団の方から『自分の意思を尊重してくれる』と」

 日本ハムの大谷翔平投手が、5日に札幌市内の球団事務所で契約更改交渉し、今季年俸2億円から7000万円増の2億7000万円で一発サインした。年俸3億円には届かなかったものの、高卒5年目での2億7000万円はダルビッシュ(09年2億7000万円)と同額。来季最高年俸2億8000万円の中田翔内野手には1000万円届かなかったが、「納得して判を押せました。結果的に最高の形で終われた。満足しているし、やらないといけないことがある。来年へ消化して臨めれば」と振り返った。

 交渉の席では来オフ以降のポスティングによるメジャー挑戦を容認されたという。「球団の方から、『自分の意思を尊重してくれる』と話をしていただきました。僕の意思を全面的に応援してくれると」と話した。

 高卒4年目の今季は投手では21試合登板、10勝4敗、勝率.714、防御率1.86、174奪三振。打撃では104試合出場で、打率.322、104安打、22本塁打、67打点、7盗塁を記録した。投球回、打席ともに規定に届かなかったものの、投打で際立った活躍を見せ、高卒4年目でリーグMVPを獲得。パ・リーグのベストナインでも投手、指名打者で史上初のダブル受賞した。

 来オフ以降のメジャー挑戦を容認された大谷が、今後どのような決断を下すのか注目だ。(金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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