ホークス二保が25%ダウンでサイン「納得せざるを得ない」「覚悟していた」
1年間続いたリハビリ生活に「メンタルは強くなった」
7日、ソフトバンクの二保旭が契約更改をし、25%ダウンの推定年俸2250万円でサインした。
二保は、昨年中継ぎで6勝を挙げて大幅アップを勝ち取ったが、4月19日に右肘の側副靭帯再建手術を受け、今季は筑後の2軍施設で長いリハビリ生活を送った。
「チームに何もできなかったので、(ダウンは)納得せざるを得ないし覚悟していた。自己管理ができていなかったと思う。戦える体づくりを含めて、自分と向き合えた1年だった」
手術後、ボールを握れるまでに4か月弱を要したというが、今はキャッチボールで強い球も投げられるという。
「トレーナーと話し合いながら、キャンプに間に合えばいいかなと思っている。リハビリの間、(テレビで)中継ぎを中心に試合を見ていたが、自分ならどうするとか、(来季は)ここに割り込んで行くんだと、前向きに捉えることはできた。そういう意味ではメンタルは強くなったと思う」
二保はロングリリーフもできる貴重な右の中継ぎ。リハビリに費やした1年を無駄にしないためにも、開幕まで焦らずにしっかりと調整してほしいところだ。(※金額は推定)
【了】
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura