積極補強見せる楽天、上位浮上へ投手陣強化 エース則本の負担減なるか

エース則本が孤軍奮闘している状況を改善できるか

 小山は「ジャイアンツでは6年間、いろいろな経験をさせていただきました。それを無駄にせずに、ゴールデンイーグルスでも高い意識で頑張っていきます」とコメント。楽天の安部井寛チーム統括本部長は、「小山選手はストレートに力があり、フォークボールを含めた縦の変化で勝負できる投手です。先発、リリーフ両方できる選手ですので、チームの力になってくれると評価しております」と期待を寄せている。

 楽天は今オフ、積極的に補強に動く姿勢を見せている。国内FAと交換トレードにより、埼玉西武の岸と巨人の小山を獲得するに至ったのは、なにより投手陣の層を厚くしたい意図があるからだろう。今季9勝を挙げた美馬や、終盤に圧巻の投球を見せた安樂など、来季からの活躍が楽しみな選手も少なくないが、未だエースの則本が孤軍奮闘している感は否めなかった。

 通算100勝を達成し、エースを張れる器でもある岸と、先発も中継ぎも両方こなせる小山の加入によって、則本の負担が減り、投手陣が安定することは間違いないだろう。松井裕や茂木をはじめとした若手の選手の育成と、トレードなどによる戦力の補強を両立させながら、チームは2013年以来の栄冠を目指していく。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

【了】

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

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