主将&5500万円増&背番号「3」 西武が浅村に抱く期待「スター選手に」

1億5500万円で契約更改、背番号「3」に「自分もライオンズの“顔”に」

 2017年シーズンのチーム主将に任命された西武・浅村栄斗内野手。7日に5500万円増の1億5500万円プラス出来高で来季契約を更改し、背番号「3」を着けることも決まった。来季へ向けて、チームの期待も大きい。

 全143試合出場で、リーグ3位の打率.309、同2位の172安打、二塁手として守備率.988、ベストナイン受賞などが評価されての大幅アップ。「とても嬉しく思いますし、同時に『やらなければいけない』という思いは毎年高くなっている。しっかりやりたい」。契約更改後の記者会見で本人は、喜びとともに、自覚も高めていた。

 来季から、胸には『C(=キャプテン)』マークを着ける。自身、“主将”という立場は初めてとなるだけに、引き受けるにあたり「不安しかない」と、正直な気持ちは吐露しつつも、受けたからには「言葉ではなく、プレーで引っ張りたい。その上で、周りを見て、言わなければいけないところは、きちんと言えるようになっていきたい」と意気込んだ。

 背番号も、念願だった『3』をついに引き継いだ。「僕の中では、ライオンズの“顔”の人がつけていたイメージ。まだ実感はあまりないですが、プレッシャーを感じ始めている。それだけ重みのある番号。これを機にどんどんレベルアップして、自分も“顔”になれるように頑張ります」と、さらなる飛躍を誓う。

 鈴木葉留彦球団本部長も、「チャンスに強く、何年か後には主砲も担えるほどの才能を持っている。ライオンズを代表する選手の一人であることは間違いない。ライオンズだけではなく、12球団の中でもスター選手になってほしい」と大きな期待を口にした。(金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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