SB福田が2度目交渉でサイン 200万円減も「気持ちは来季に向いている」
同じダウン提示も「前回も金額で保留したわけではない」、来季目標は「出塁率.350を」
21日、ソフトバンクの福田秀平が2度目の契約更改に臨み、200万円ダウンの推定年俸2300万円でサインした。
13日の交渉で、球団のダウン提示を「ゆっくり考えたい」と保留していた福田。2度目となるこの日の交渉でも、しっかりと時間をかけて球団側と話し合い、前回と同じダウン提示にも納得してサインに応じた。
「前回も金額で保留したわけではない。来季で11年目だし、10年一括りで振り返りたかった。その中で、自分の来季の目標を明確にするためにも、査定のシステムなど自分が知らない部分が多かったので、じっくりと話を聞きたかった」
さらに「気持ちは来季に向いている。いい1年にしたい」と前を向いた福田。来季の目標は出塁率のアップだと語る。
「出塁を伸ばさないと自分の良さが出ない。最低でも出塁率.350は目指ししたい。そのために、打席で空振りせずに少しでもファールを打って粘れるようになりたい」
1月は川崎宗則とのトレーニングを含め、福岡に腰を据えて自主トレを行う予定だ。
【了】
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura