日ハムが元メジャーGMスミス氏をフロント招聘「チーム全般にアドバイスを」
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パドレスとタイガースでGMを歴任「更なる発展に寄与できるよう尽力」
日本ハムは22日、前サンディエゴ・パドレスのシニアアドバイザー、ランディ・スミス氏とGM付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクターとして契約したと発表した。
1985年にパドレスの育成担当ディレクター補佐としてキャリアをスタートさせたスミス氏は、ロッキーズのGM補佐を経て、1993年に当時メジャー史上最年少となる29歳でパドレスのGMに就任。1996年からはタイガースのGMに就任し、2002年までチームの強化に努めた。2003年からは古巣パドレスに復帰し、育成担当ディレクターやシニアアドバイザーとして、選手の育成に尽力した。
吉村チーム統轄本部長兼GMは、球団を通じて「メジャーリーグ2球団でGMを歴任した実績と経験に加え、スカウティング活動における実務能力と知識・人脈に期待しています。外国人選手獲得だけでなく、チーム全般にアドバイスを頂きたい。今後、ファイターズが国際戦略を進めていくために、重要な役割を果たしてもらいます」とスミス氏の加入に大きな期待を寄せた。
スミス氏は「この度、ファイターズ・GM付シニアアドバイザー兼メジャーリーグスカウトディレクターへの就任が決まり、大変光栄です。ファイターズには、自身のパドレス時代、更にさかのぼればデトロイト・タイガースGM時代から縁のあるスタッフもおり、大変親しみ深い球団です。野球の国際化が進むなか、ファイターズの更なる発展に寄与できるよう、尽力に努めます」と意気込んだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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