飲酒事故で逮捕の韓国主砲がWBC欠場へ、代表監督が示唆 呉昇桓を招集か

韓国代表監督が姜正浩のWBCメンバー外を示唆、韓国メディアが報じる

 パイレーツに所属する姜正浩内野手が今年3月に行われるWBCの韓国代表メンバーから外れる見通しを韓国メディアが報じた。同代表を率いる金寅植監督が示唆したと韓国紙「コリア・タイムズ」など複数メディアが伝えた。

 昨年までのメジャー2シーズンで通算229試合に出場、打率.273、36本塁打、120打点をマークしている韓国代表の主砲は昨年12月にソウルで車を運転中にガードレールに激突。そのまま現場を立ち去った。その後、飲酒運転と現場立ち去りの容疑で逮捕されていた。

 韓国野球委員会(KBO)は昨年11月にWBCに出場する韓国代表28選手を発表。レンジャーズの秋信守やオリオールズの金賢洙、マリナーズからFAとなった李大浩らとともに姜正浩もメンバー入りしていた。しかし韓国メディアによると、金寅植監督は姜正浩に対する批判を受けて、ロースターから外す方針を示し、代わりに元阪神で昨季カージナルスのブルペンを支えた呉昇桓を招集する可能性を示唆したという。これを受け、米メディアも韓国主砲がWBCメンバー外となる可能性を伝えている。

 呉昇桓は一昨年のオフに持ち上がったマカオでの違法賭博問題の影響で韓国代表第1次エントリーから選外となっていたが、ここにきて代表入りが浮上した形。34歳の右腕はメジャー1年目の昨季、守護神などを務め、76試合に登板。6勝3敗、14ホールド、19セーブ、防御率1.92の好成績を収め、米国内でも称賛の声が寄せられていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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