年末年始も続くトレーニング 阪神ドラ1の和製大砲に滲む強い自覚
金本監督も大きな期待、プロ1年目へ「まずはケガをしないこと」
阪神のドラフト1位・大山悠輔内野手(白鴎大)が3日、母校・つくば秀英高グラウンドで自主トレを公開した。年末、年始と休むことなくトレーニングを続けている和製大砲は「年を越してから、気持ちの部分で変わってきている。しっかり入寮に向かってやっていきたい」と引き締まった表情で抱負を口にした。
即戦力として期待がかかる長距離砲は年末早々に動き出した。ティー打撃、ランニングなど約3時間、みっちり汗を流し「これからはプロの厳しい世界に入る。完全に休むのではなく、少しでも体を動かしたいなという気持ちになった」と自覚は十分。これまでほとんど手つかずだったウエートトレーニングにも着手しており「すぐには効果は出ないと思うがケガをしないためにも。今まで形はむちゃくちゃだったけど少しずつ変わってきている」と意欲的に取り組んでいることを明かした。
金本監督は早くも1軍キャンプスタートを明言するなど、22歳の内野手に対する期待は大きい。1年目の目標には「まずはケガをしないこと。数字とかよりも自分のできることをやっていきたい。チームに欠かせない存在になっていきたい」と力を込めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count