青木宣親加入のアストロズが補強成功5球団入り「西地区の王者」と予測

積極的補強に動いたアストロズは青木、ベルトラン、マキャンらを獲得

 年明けを迎え、ストーブリーグと呼ばれるオフシーズンがいよいよ終盤戦に差し掛かってきた。狙い通りの補強が進んだチーム、予定通りには進まなかったチームとさまざまだが、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」公式サイトでは特集記事を組み、今オフに「最も戦力アップしたMLB5球団」を選出。今オフから青木宣親外野手が加入したアストロズが、その筆頭に名を連ねている。

 2季連続のプレーオフ進出を狙いながらも、昨季はア・リーグ西地区3位に終わったアストロズは、オフシーズンの幕開けと同時に積極的な補強に動いた。11月にマリナーズからウェーバー手続きを経て青木を、ヤンキースからはトレードで捕手ブライアン・マキャンを獲得。さらに、FA市場でも活発に動き、ベテラン外野手カルロス・ベルトランやジョシュ・レディックとの契約に成功した。

 外野手とDHを兼務するベルトランは39歳だが、ヤンキースからレンジャーズにトレード移籍した昨季は、通算打率.295、33本塁打、93打点と活躍し、オールスターにも選出された。29歳のレディックは堅守が売りの右翼手。マキャンは昨季までヤンキースで田中将大投手の女房役を務め、左翼を守る青木は昨季打率.283、出塁率.349と打撃面で堅実な成績を残すなど、いずれも実績のある選手ばかり。「左翼と右翼、捕手とDHのアップグレードに成功」と称えている。

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