前ロッテ・デスパイネ、母国での「肥満差別」に“反論” 「生産性が重要」

“ぽっちゃり体型”の強打者が“反論” 「太りすぎを気にするのはキューバだけ」

 ロッテ退団が決まったアルフレド・デスパイネ外野手が、母国キューバで「肥満差別」について“熱弁”を振るったと、地元メディア「サイバー・キューバ」が報じている。

「アルフレド・デスパイネ『太りすぎを気にするのはキューバだけ』」とのタイトルがつけられた記事では、2016年シーズンを戦い終えた強打者について「ギリシャ彫刻やマーベル・スーパーヒーローのように前よりも数ポンド太くなって(キューバに)帰ってきた」と伝えている。

 デスパイネは入団3年目の昨季、134試合出場で打率.280、24本塁打、92打点と好成績を残した。14年途中に日本球界入りしてからは、通算282試合出場で打率.277、54本塁打、187打点を記録してきた。

 大きな体から放たれる長打が魅力の助っ人だが、キューバではアスリートの増量に対しては厳しい見方があるそうだ。記事によると、(野球)組織上部、トレーナー、広報という「キューバ球界を支配する3権力」から体重増のために活躍を疑問視されることもあるといい、これに対してデスパイネが母国での会見で「太りすぎを気にするのはキューバだけだ」と“反論”。さらに「太るか痩せるかは重要ではなく、生産性が重要だと付け加えた」という。

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