韓国スター三塁手獲得にMLB複数球団が関心示すも「マイナー契約」と米見解

3季連続OPSは.864以上を記録も「KBOは圧倒的に打者有利の環境」

 キャンプインまで残り約1か月に迫り、メジャー各球団の陣容が固まる一方で“駆け込み”契約も続いている。ツインズからFAとなった三塁手トレバー・プルーフがアスレチックスと契約間近と報じられる中、再びFA市場でその名が浮上しているのが、韓国代表三塁手・黄載鈞(ファン・ジェギュン)だ。

 ツインズの地元ミネソタの新聞「パイオニアプレス」のマイク・ベラディーノ記者はツイッターで「(ツインズに加え)ジャイアンツ、タイガース、ブルワーズが、2季連続26本塁打以上打ったファン獲得に興味がある。ポスティング費用は掛からず。でも、40人枠(メジャー契約)を求めている」とリポートしている。

 これについて、米スポーツ専門サイト「SBネーション」では、メジャー契約の価値があるかを検証している。昨季のファンが記録した打率.330、出塁率.391、長打率.558という驚異の成績を紹介。同時に最近3シーズンはOPS(出塁率+長打率)が.864以上をマークしていると指摘するが、同時に昨季韓国リーグの平均OPSが.802だったことにも触れ、「KBO(韓国リーグ)は圧倒的に打者有利の環境にあると知っておくことは大事」としており、韓国球界での数字がそのままメジャーで反映されることはなさそうだ。

 またデータ分析サイト「2080 Baseball」の記事を引用し、データ分析専門家はファンの将来的価値を最低20から最高80までのスケールで「40」と示していることを紹介。「メジャーレベルでは(定位置は取れず)ユーティリティ選手になりそうだ」と結論づけている。

 先のベラディーノ記者によれば、獲得に興味を抱いているチームはマイナー契約を狙っているそうで、ファンが求めるメジャー契約とは隔たりがある。さらに、同記者は「韓国では4年契約のオファーがあるが、メジャーで試してみたいそうだ」とツイート。ファンは4年契約を捨てて夢を追うのか、あるいはメジャー契約にこだわり、韓国球界にとどまるのか。29歳三塁手はどんな決断を下すのか、注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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