バティスタがブルージェイズと1年20億円で再契約へ 最長で2019年まで契約が可能

強打者がブルージェイズ残留へ、最大で3年68億円に達する可能性も

 強打者のホセ・バティスタ外野手がブルージェイズとの再契約に合意したとMLB公式サイトが報じた。バティスタは昨季終了後、2008年から所属していたブルージェイズとの契約が満了し、FAとなっていた。年俸1800万ドル(約20億円)の1年契約ながら、最長で2019年まで契約が延長となる可能性がある。

 バティスタはシーズン後、年俸1720万ドル(約19億4000万円)のクオリファイングオファーを受けたが、これを拒否していた。しかし、最終的にはこの額を上回る契約で合意。ヤフースポーツのジェフ・パッサン記者によると、選手と球団が2018年の契約延長の選択権を持つ相互オプションがついており、前年までに一定の条件を満たせば自動的に契約延長となるべスティング・オプションで2019年まで契約が延長される可能性もある。出来高などを含めた総額は、3年で最大6000万ドル(約68億円)になるという。

 バティスタは2010年に54本塁打、2011年には43本塁打で2年連続ホームラン王を獲得。メジャー通算308本塁打をマークしている。ブルージェイズは、昨季まで主軸だったバティスタとエドウィン・エンカーナシオン内野手がともにFAとなり、エンカーナシオンはインディアンスと契約していたが、チーム屈指の人気を誇るバティスタは残留となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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