ブレーブスと契約合意のスズキ、08年以降“最速球”165キロを本塁打で話題に

日系アメリカ人3世の捕手、年俸1億7000万円でブレーブスへ

 ツインズからFAとなっていたカート・スズキ捕手が、ブレーブスと1年150万ドル(約1億7000万円)で契約合意したと米複数メディアが報じた。2014年にオールスターにも出場した33歳のベテランは、控え捕手の役割を任されることになりそうだ。MLB公式サイトによると、正式契約へ身体検査を残すのみになっており、インセンティブ(出来高)で最大250万ドル(約2億8600万円)を手にするという。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では、この契約を受けて特集記事を掲載。その内容は、スズキが昨年、“最速球”をホームランにしたというもので、動画付きで紹介している。

 記事は「必見、ブレーブスの新捕手であるカート・スズキがアロルディス・チャプマンが投じた102マイルの速球をホームラン」とのタイトルで、「カート・スズキ捕手は雄大な本塁打を放つ選手として知られているわけではない。しかし、このような選手にはいつも驚かせられる。昨夏の6月18日、アロルディス・チャプマンはブレーブスと1年契約をしたと報じられているカート・スズキと対決し、思い知らされた」と伝えている。

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