韓国人スラッガー黄載鈞がジャイアンツとマイナー契約合意と米報道

昨オフはポスティング制度でメジャー移籍目指すも入札なし

 韓国人内野手の黄載鈞(ファン・ジェギュン)がサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約で合意と複数の米メディアが伝えている。

 地元紙「サンノゼ・マーキュリーニュース」のアンドリュー・バガーリー記者のツイートによれば、黄とジャイアンツはマイナー契約+メジャーキャンプ招待で合意しており、黄が開幕時にメジャーロースター入りした場合は、年俸150万ドル(約1億6900万円)が補償されるという。また、地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のジョン・シェイ記者のツイートによれば、その他にも出来高によるボーナスがつく模様だ。

 2015年オフにポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指した黄だが、その時は入札がなく願いは叶わなかった。昨季はロッテ・ジャイアンツでプレーし、打率.335、27本塁打、113打点の好成績を残していた。報道によれば、古巣のロッテ・ジャイアンツから4年契約のオファーを受けていたが、夢を実現させるために断ったという。

 マイナー契約ではあるが、黄にとってようやく夢の1歩を踏み出す形になりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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