ヤンキース田中将大のWBC不参加発表「当然の決断を正式発表」と米メディア

田中が言う「色々な状況」の代表例を3つ挙げる

 ヤンキース田中将大投手が23日に自身のツイッターで、3月に開催されるWBCへの不参加を報告したが、これを受けて地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版は「ヤンキースは喜ぶべき」と“エース”を称えている。

 今季ヤンキースの先発ローテーションの軸となる田中が、WBCへの不参加を正式表明したことは、ニューヨークの街にとって朗報となったようだ。「ヤンキースはタナカの警戒心を喜ぶべき」と題した記事では、「タナカが当然の決断を正式発表した」とリポートした。

 記事では、田中が「色々な状況を踏まえて」と綴ったことに注目。「色々な状況」の代表例3つを挙げている。1つ目は、参加した場合に発生する移動距離の長さだ。日本はWBCで1次リーグ、2次リーグともに東京が舞台となる。初戦は3月7日のキューバ戦だが、WBC出場となった場合、田中は一度2月中旬にフロリダ州タンパでヤンキースのスプリングトレーニングに参加し、1か月も経たずに日本へとんぼ返りしなくてはならない。この移動スケジュールが日本人メジャーリーガーにとっては「トリッキーだ」としている。

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