ホークス春季キャンプメンバー発表 ドラ1投手、“ミギータ”らA組スタート

松坂大輔らはB組スタートに

 ソフトバンクは30日、2月1日から宮崎・生目の杜運動公園で行う春季キャンプの組み分けを発表した。

 注目すべき点では、創価大からドラフト1位で加入した田中正義や、昨季のドラフト1位の高橋純平が、主力中心のA組に入った。この他にも、投手では、昨季途中に育成から支配下登録された石川柊太や島袋洋奨、昨季ウエスタンリーグで最多勝のタイトルを分け合った山田大樹、笠原大芽、育成選手の吉本祥二がA組に入った。

 野手に目を向けると、新加入のカイル・ジェンセンはA組でスタート。牧原大成や釜元豪、そして、「ミギータ」の愛称が定着しつつある真砂勇介もA組に名を連ねた。また、育成選手の曽根海成もA組入りを果たした。

 その一方で、ベテラン勢や怪我を抱える選手はB組スタートとなった。主だったところで言えば、投手では右肩手術からの復活を目指す松坂大輔、6年連続開幕投手がかかる摂津正、そして大隣憲司、五十嵐亮太ら。野手でいえば、右肘痛を抱えている柳田悠岐がB組に入った。

 2月1日から始まる宮崎キャンプは約1か月間に及ぶ。マイペース調整を許されたB組のベテラン勢も、徐々に状態を上げてくる。それまでにA組に入った若手にはアピールが求められる。開幕1軍の座をかけて、熾烈な競争の火蓋が切って落とされる。

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