大谷翔平のWBC「投手辞退」、米国でも次々速報「大会の看板選手の一人」も…

日本の報道を受け米メディアが速報、「MLB球団は投球を見るチャンスがなくなった」

 日本ハムの大谷翔平投手が投手としてのWBC出場を断念したというニュースは、米国でも次々と速報で伝えられた。

 日本の報道を受け、米誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版は、「日本のスター、ショウヘイ・オオタニは負傷のためワールド・ベースボール・クラシックでプレーしない」とのタイトルで報じた。右足首の負傷により、大谷がWBCのマウンドには立たないと栗山英樹監督が報道陣に明かしたことに言及している。

 記事では、「22歳は大会の看板選手の一人として期待され、日本代表のメンバーに名を連ねた。日本は2006年に(WBCで)優勝し、2009年もタイトルを守った」と指摘。さらに「オオタニは2つの武器を持つ選手で、直球は102マイル(約164キロ)を計時するとレポートされている」と、二刀流右腕について説明。将来的にメジャーリーグでプレーする可能性が高いことにも触れている。米「FOXスポーツ」も、この記事を紹介した。

 新興スポーツメディア「ファンラグ・スポーツ」も「ショウヘイ・オオタニはワールド・ベースボール・クラシックで日本のために投げることはない」とのタイトルで速報。「MLB球団は、4度目のワールド・ベースボール・クラシックで、(メジャーでも)引く手あまたのショウヘイ・オオタニの世界レベルでの投球を見るチャンスがなくなった」と伝えた。

 また、MLB公式サイトのジョン・モロシ記者は、ツイッターに日本語でのニュースのリンクを貼り、大谷の「投手辞退」をレポート。その他、米スポーツサイトも続々とツイッターで速報しており、中南米系エリアのスポーツサイトによるスペイン語での投稿も多く見られる。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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