復活期すソフトB大隣、ブルペン皆勤賞で“初5連投” 体の心配は「ない」
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「これまで3連投もない」左腕、昨季は怪我で1登板も「いつもより順調」
ソフトバンクの大隣憲司投手(32)が宮崎キャンプ第1クールでブルペン皆勤賞となった。
ここまで4連投で投球練習を行っていた左腕は、雨天のためにA組と共に練習した5日もブルペン入り。74球を投げ込み「フォームを固めていかないと、後々苦労する。それを意識して5日間投げられた。これまで3連投もやったことはないと思う」と自身初であろう5連投を振り返った。
昨季は怪我の影響もあって、1軍でわずか1試合登板(1勝)に終わり、悔しいシーズンとなった。ローテ奪回を目指す今季。「いつものキャンプよりも順調。去年は体を見ながらの状態で、投げ込みができなかった。今年はそれ(体の心配)がないです」と、順調にキャンプを進めている。
「体のバランス。力んでいると、ボールはいかない。わかっていたけど、(5連投してみて)再確認した。力じゃない。バランスが大事」と連投の効果も実感した左腕。この日のブルペンでは低めにキレのある真っすぐを投げ込んでいた。復活を目指す2017年。大隣もローテ争いに割って入れる存在だ。
【了】
福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani
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