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ヤクルト石川、若手投手の台頭に負けない 「少しでも長くしがみつきます」

ヤクルト石川雅規投手が7日、ブルペンで投球練習を行い、100球を投げ込んだ。

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プロ16年目の37歳左腕がブルペンで100球、「辞めるのは簡単ですけど…」

 ヤクルト石川雅規投手が7日、ブルペンで投球練習を行い、100球を投げ込んだ。

 誰よりも早くブルペンに姿を現すと、一番奥で淡々とボールを投げ始めた。時折、腕の振りやひじの上がり具合、足の踏み出し方などを確認しながら、ストレートを中心に100球。「真っ直ぐと変化球の腕の振りが一緒になるように心掛けました。真っ直ぐがしっかりすれば変化球も生きてきますし」と、この日の投球を振り返った。

“小さな巨人”と呼ばれる石川も、今季でプロ16年目を迎える。それでも「いい投手は好不調の波が少ない。それを目指すには、同じ腕の振りを再現性高く繰り返せることが大事。毎年投げ方が少しずつ変わる中で、今は今年の投げ方を模索しているところです」と、常に高みを目指す姿勢が崩れることはない。

 先月37歳の誕生日を迎えた。チームでは最年長となり、若手投手も台頭し始めたが、闘争意欲は掻き立てられる一方だ。

「いかにしがみつくか。辞めるのは簡単ですけど、そこを辞めない。少しでも長くしがみつきますよ(笑)」

 昨季は3年ぶりに2桁勝利を逃したが、15年のプロ生活で10勝以上を記録したのは11度を数える。通算152勝の左腕が本来の勝負強さを発揮し、2年ぶり2桁勝利を遂げれば、ヤクルトのAクラス入りも近づくはずだ。

【了】

佐藤直子●文 text by Naoko Sato

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