ロッテの25歳ドラ5が皆勤“8連投” 練習漬け初キャンプに快感?「うれしい」

休日を挟んで“8連投”の有吉「僕の中では3連投という意識しかない」

 ロッテのドラフト5位・有吉優樹投手が9日、ブルペンでの投球練習を行い、約50球を投げ込んだ。休日をはさんでの“8連投”にも「いつもと変わりなく投げられた」と充実の表情を浮かべた。

 第1クールは5日間連続でブルペン入りした新人右腕は、第2クールでも3日連続の“皆勤賞”を続けた。だが、6日の休日を間にはさんでいるため「僕の中では3連投という意識しかないです」と涼しい顔。「多少の疲れがある中で、いつも通り投げられたことが収穫。ピッチングで肩肘が張っているということはありません」と笑顔を浮かべた。

 この日の石垣島は、今春一番の冷え込みとなり、体感気温は13度前後。時折、小雨がぱらつく曇天でも、プロとなった喜びを噛みしめる25歳ルーキーの心は晴れやか。初めてのキャンプでも「やりたいようにできている。大学や社会人でやっていたことに加え、トレーニングができる時間があるのがうれしい」と充実の日々を送っている。

 第2クールが終了し、第3クールが始まる11日は台湾プロ野球のラミゴと練習試合が行われる予定。有吉は登板予定はないが、「早く打者に投げたいですね。そこで課題が見つかることもある」と、実戦の舞台に立ち、次なるステップを踏み出す準備は整ったようだ。

【了】

佐藤直子●文 text by Naoko Sato

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