楽天・松井、実戦初登板で1回2K無失点も制球面で課題

全21球のうち10球がボール

 楽天の松井裕樹投手が11日の紅白戦(久米島)で紅組の先発として今季初の実戦登板に臨んだ。

 白組先発の則本に続き、WBC公式球を使っての投球。滑りやすいと言われる球への対応が注目されたが、制球面に課題を残した。初回、先頭・茂木に甘く入った直球を中越え二塁打とされると、同2死二塁から4番・内田にストレートで四球。同2死一、二塁ではチェンジアップがワンバウンドして二塁走者・茂木に三塁進塁を許した。

 予定の1回を2奪三振、無安打無失点だったが、全21球のうち10球がボール。ボールを交換した際には両手でボールをこねる場面も目立った。

 WBC開幕まで1か月を切っている。小久保監督から守護神候補と期待されるだけに、 WBC球への対応が急がれる。

▽1回裏(21球)
茂木 中越え二塁打
岡島 二飛
銀次 空三振
内田 四球
聖澤 空三振

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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