DeNAドラ1浜口が2回0封完璧デビュー! 力と技で韓国ハンファ19球で料理

初実戦で2奪三振…けん制で走者刺し、直球でバットへし折る

 DeNAのドラフト1位ルーキー・浜口遥大投手(神奈川大)が15日、韓国・ハンファとの練習試合(宜野湾)で実戦初先発。2回を1安打2奪三振で無失点。最速151キロ左腕は唯一出した走者もけん制で刺し、打者6人を19球で抑える完璧なデビューを飾った。

 初回先頭、2球ファウルで追い込むと最後は右打者のひざ元への真っ直ぐをズバッと決め、見逃しで3球三振。続く打者に中前打を許したが、右飛で2死の後、素早いけん制で一塁走者を誘い出し、二塁でタッチアウト。巧みな技を披露し、打者3人で切り抜けた。

 続く2回には豪快な力も披露。先頭の4番打者へストレートを投げ込んでバットをへし折り、左飛に仕留めた。二直の後、最後は右打者に決め球のチェンジアップを投じ、空振りで3球三振。わずか19球で予定していた2イニングを終え、ファンから拍手喝采を浴びた。

 今キャンプではラミレス監督から「ドラフト1位だからというわけではなく、いい球種を持っていますし、ブルペンでもいい球を投げているので」と注目の若手に指名された背番号26。「開幕ローテに入って2ケタ勝利、新人王を狙えるように」という目標へ向け、最高の形で第一歩を踏み出した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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