上原浩治ら新戦力に大きな期待 カブスの“ライバル”投手も「歓迎」

新天地で始動した上原

 今季カブスに加入した上原浩治投手が15日(日本時間16日)、米アリゾナでスプリングトレーニング初日に臨んだ。百戦錬磨の日本人右腕はチームメイトから早速、歓迎されている。地元紙「シカゴ・トリビューン」電子版が報じている。

 今季レッドソックスから加わった上原、ロイヤルズから加入した守護神ウェイド・デービスらを歓迎しているのはこれまでカブスのブルペンを支えてきたヘクター・ロンドン投手。ベネズエラ人右腕は昨季54試合に登板し、2勝3敗18セーブ、防御率3.53をマーク。チームのワールシリーズ(WS)制覇に貢献した。

 記事では「新加入のクローザー、ウェイド・デービスとコウジ・ウエハラは彼に与えられていた試合終盤の登板機会のほとんどを手にすると予想されているが、リリーバーのヘクター・ロンドンは彼らの加入を歓迎している」とレポート。ロンドンが「もしも彼らが勝つための手助けをするためにここに来たのなら、自分はその役割を受け入れるよ」と語ったことも紹介している。

 カブスは昨季クローザーを務めたアロルディス・チャプマンがヤンキースに復帰。それでもブルペンの層は厚く、WS連覇へ上原ら新戦力に大きな期待が寄せられている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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