元ソフトB松中氏がキューバ来訪 地元メディアは”侍Jスカウト”と警戒

テレビ収録でハバナ滞在、地元テレビ局に逆取材受ける

 第1回WBC優勝メンバーで、昨年3月に現役引退した元ソフトバンク松中信彦氏が、テレビ収録のためにキューバを訪れたという。キューバの情報サイト「サイバーキューバ」が報じている。

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 キューバと言えば、3月に開催される第4回WBCで侍ジャパンが初戦に対戦する相手。松中氏はテレビ番組で対戦国を紹介するために首都ハバナを訪れた模様だが、地元メディアは額面通りに受け取っていないようだ。侍ジャパンを率いる小久保裕紀監督と長年チームメイトだった名選手の来訪に「ハバナでスカウトの任務遂行中」と警戒。第1回大会では、11安打、4二塁打、11得点の活躍で、優勝の原動力となったことも紹介している。

 地元テレビ局の取材を受けた松中は、キューバについて「(WBCは)どの国にとっても初戦が最も重要。(キューバは)デスパイネやセペダのような経験ある選手もいるし、若くて潜在能力の高い選手も多い」と分析。侍ジャパンについては「一致団結している。勝ち進むと信じている」と話したそうだ。

 初戦の対戦国から来訪したWBC優勝メンバーの存在を、決して見逃さないキューバ。やはりWBCに賭ける情熱は、かなりの高さと言えそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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