元開幕投手のDeNA高崎が1回0封 1軍登板なしの昨季は熊本地震で実家半壊

12年の開幕投手務めた31歳、安打許すも打者3人で無失点

 DeNAの高崎健太郎投手が20日、練習試合の韓国・KIA戦(宜野湾)に4番手で登板し、1回を1安打無失点に封じた。

 8回から登板した右腕は先頭に中前打を許したが、続く打者を遊ゴロ併殺に斬った。最後は左飛に仕留め、1イニングを打者3人で無失点。この日はボールが低めに集まっていた。

 12年に開幕投手を務めた右腕は昨年4月、熊本地震で熊本・甲佐町の実家が半壊する被害に遭った。自身も入団10年目で初の1軍登板なし。

「契約してもらえただけでもありがたい。また輝きたい」と話していた崖っぷちの31歳。生き残りへ、アピールを続けていくしかない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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