レッドソックス監督が上原移籍に言及 再契約打診も「彼の期待とは異なった」

ファレル監督が上原の移籍に言及、米記者が伝える

 今季カブスに加入した上原浩治投手について古巣のレッドソックスも再契約のオファーを出していたと米記者が改めてレポートしている。地元紙「ボストン・ヘラルド」のレッドソックス番、イヴァン・ドレリッチ記者がレッドソックスのジョン・ファレル監督から聞いた話として伝えている。

 同記者は自身のツイッターで「ファレルが上原について言及。『我々は彼と再契約するためにオファーを出した、しかし…彼の期待とは異なったものだったことが分かった』」と報告した。これを受け、米最大の移籍情報サイト「トレード・ ルーモア」でも取り上げており、「シカゴが提示した600万ドル(約6億8000万円)には及ばなかったと、ファレルがほのめかしている」と伝えている。

 上原自身は移籍発表直後に自身のブログで「他球団からもお誘いをいただきましたが、やっぱり自分の中では優勝に近いチームでやりたかったっていうのが一番ですね。条件なら、他のチームってことも考えられたけど、自分の条件は『勝つ』ことですからね」と、決断の理由を明かしていた。2013年のワールドシリーズ制覇に大きく貢献するなど、レッドソックスで際立った活躍を見せ、ファンからも愛された右腕。新天地での動向は古巣のファン、関係者も注目しているに違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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