侍戦士として同僚と対戦へ 25日先発のソフトB武田「考えて投げたい」

柳田、中村、真砂らと対戦も、「状態はかなりいい感じ」

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の強化合宿は24日、2日目を迎えた。25日には「KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎」でソフトバンクと練習試合を行う予定。先発する武田翔太投手(ソフトバンク)は、所属球団との対戦に向けて「少しでも収穫があるようにしたい」と意気込んだ。

 前日にブルペン入りし、投球練習を行った武田。侍ジャパンの“2017年初戦”の先発を任されることになるが「状態はかなりいい感じで体は仕上がっている。1番はバランスを投げて考えたい」と話した。

 この日、ソフトバンクのメンバーも発表され、打者では柳田悠岐、中村晃、今宮健太といった主力も名を連ねている。また、上林誠知や真砂勇介といった売り出し中の若手と対戦する可能性もあり、「所属球団なので、色々と考えて投げたい。本番に(向けて)少しでも収穫があるようにしたい」と言う。

 滑るとされるWBC球への対応も順調で、決め球のカーブについても「変化球は大きくなりますけど、その分、調整をしてきた。大丈夫ですし、コントロールも良くなった」とうなずく。同僚相手に武器を試し、さらに自信を深めたいところだ。

 先発として期待される本番へ「今のところ特に不安はない」と言い切る右腕は、3イニングを投げる予定。侍戦士として“好スタート”を切る。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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