侍・増井、WBCでリベンジへ 「JAPANのユニホームでやり返したい」

15年の「プレミア12」は韓国に敗戦、「負けた試合で自分が打たれたのもあるので…」

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の増井浩俊投手(日本ハム)が、今大会へかける熱い思いを語った。

「あそこで1位になりたかったのがあった」

 増井が振り返る「あそこ」とは2015年11月に開催された世界野球「プレミア12」のこと。日本は準決勝で韓国戦と対戦。主に試合終盤の継投の一角として活躍していた増井は、仲間がピンチを招き、1点差に詰め寄られた9回無死満塁から登板した。しかし、悪い流れを断ちきれずに逆転打を含む2安打を許すなど、日本は敗退した。

「負けた試合で自分が打たれたのもあるので、もう1度、JAPANのユニホームを着てやり返したいと思っていた。チャンスをもらったので頑張りたい」

 この日はブルペン投球を行い、「変化球が抜けたり、たたきつけちゃうのもあったけど、それなりに投げられました」と、まずまずの状態にあると口にした。28日の台湾選抜との壮行試合(ヤフオクドーム)で中継ぎとして登板が予定されており、国際大会でのリベンジへ向けて、気合の入った投球を披露する。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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