オランダ代表のソフトB・バンデンハーク、日本と対戦熱望「まずは1次R突破」

「今のところフィーリングはいい」

 オランダ代表としてWBCに出場するソフトバンクのリック・バンデンハーク投手が宮崎キャンプ最終クール初日の25日、ブルペンで21球の投球練習を行なった。韓国で合宿を張る代表チームに合流するため、27日にキャンプを打ち上げる右腕は軽めの調整を行い「今日はバランスとリズムの確認だね。今のところフィーリングはいい。楽しんでやっているよ」と語った。

 27日にはB組の練習試合・斗山ベアーズ戦(生目第二)で初の対外試合に登板する。「全球種を試して、本当の試合のように投げるよ」と、合宿合流前最後の段階を踏む。

 1次ラウンドでは、韓国、チャイニーズ・タイペイ、イスラエルとともにプールAに入るオランダ。1次ラウンドを勝ち進めば、2次ラウンドで侍ジャパンと対戦することになる。「もちろん日本とは戦いたいよ。でも、まず1次ラウンドを突破しないとね。目の前の1試合1試合を戦っていくよ」と、右腕は日本との対戦を待ち焦がれていた。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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