代表外の台湾選抜、侍を「まさか」の17安打滅多打ち 監督「私もビックリ」
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代表から外れたメンバー、侍ジャパンから17安打8得点で快勝
3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」は28日、CPBL選抜チャイニーズ・タイペイとの壮行試合(ヤフオクドーム)で、5-8で敗れた。17安打8得点と侍投手陣を打ち崩したCPBL選抜のホン・イージョン監督は「まさか……」と驚嘆した。
昨季、台湾リーグで打率4割台をマークした3番・王柏融が3回に則本(楽天)から2ランを放つなど、9安打に終わった侍ジャパンとは対照的に次々と快音を響かせ、滅多打ちにした。
ホン監督は「打撃が力を発揮した。まさか日本のピッチャーから17安打を打てるなんて私もビックリした。特に王の2ランが全体の士気を上げたと思う」と目を丸くした。
勝因については「強いていうなら、我々は(WBCから)外れたメンバーで、逆に日本側には負けちゃいけないというプレッシャーがあるかもしれない」と分析した。