MLB選手のWBC名場面10傑に日本人4人 1、2位はイチロー伝説打&初代MVP松坂

大会公式サイト特集…1、2位はイチロー&松坂が独占、ダルビッシュ&前田の快投も

 ワールドベースボールクラシック(WBC)は6日にいよいよ開幕を迎える。WBC公式サイトでは過去3大会で輝いたMLBのスーパースターの名場面トップ10を選出。ドジャースの前田健太投手、レンジャーズのダルビッシュ有投手、ソフトバンクの松坂大輔投手も選ばれる中、2009年大会決勝の韓国戦で伝説の決勝2点タイムリーを放ったマーリンズのイチロー外野手がハイライト格付けのトップに堂々と君臨している。

 背番号51の一撃がWBC過去3大会で最大の名場面となった。ランキングの1位は「イチローがヒーローを演じる」というタイトルで、スーパースターの躍動が改めて紹介されている。

 日本が韓国を延長10回の死闘の末に5?3で撃破した名勝負。主役はイチローだった。「スズキは攻撃面で最大の重責を担った。先頭打者として二塁打1本を含む6打数4安打。そして、最も重要な局面で仕事をやり遂げた。韓国が9回裏にダルビッシュから得点し、同点とした後、イチローは10回表、二死、走者2人の場面で打席に入った。彼は8球目に決勝2点タイムリーを記録した。日本は2連覇を飾った」と寸評ではセンター前に抜けた一撃を振り返っている。

 2位には2006年大会の決勝キューバ戦で見せた松坂の力投が選出された。「2006年大会、準決勝・韓国戦で上原浩治が圧巻のピッチングで韓国を下した後、日本は第1回WBC決勝でキューバと対決した。大会3度目の先発となった松坂大輔は4回1失点5奪三振で3勝目を挙げた。彼は10対6で勝利した試合でイチロー(4打数2安打3打点)を含めて大きな打線の援護を受けた」と寸評では大会を通じた大活躍を紹介。「松坂が大会MVPの栄誉を手にした1年後、ワールドシリーズ王者となるレッドソックスで生産的なルーキーシーズンを送った」と西武からポスティングを経て、移籍した2007年シーズンの活躍につながったと振り返っている。

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