復活の狼煙 阪神・鳥谷、遊撃スタメンで2点二塁打 一挙7点を演出

オープン戦・ヤクルト戦で2試合ぶりに遊撃スタメンで快音

 阪神・鳥谷敬内野手が7日、オープン戦・ヤクルト戦(甲子園)が2点タイムリー二塁打を放った。

 0-0で迎えた2回、押し出しと高山の2点タイムリーで3点を先制し、なお1死一、三塁。鳥谷はヤクルト・村中の甘く入ったスライダーを逃さず強振した。打球は右越えへの二塁打。一気に2者が生還し、2点タイムリーとなった。さらに原口、中谷の連続タイムリーで一挙7得点のビッグイニングを演出した。

 昨季は連続フルイニング出場が667試合でストップ。苦しいシーズンとなり、今季も5日の広島戦(甲子園)では慣れ親しんだ遊撃ではなく、二塁でスタメン出場していた。

 遊撃には北條が台頭しているが、この日は鳥谷が2試合ぶりに遊撃で3番に入った。復活にかける35歳。この一打を復活の狼煙としたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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