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韓国、史上初の予選R降格回避! 延長10回死闘制し初勝利、辛くも3位確定

WBCの1次ラウンド(R)A組は9日、韓国が台湾を延長10回の末に11-8で下し、今大会初勝利。最大6点のリードを一度は追いつかれながら、10回に元ロッテのキム・テギュンの2ランなどで3点を勝ち越した。韓国は1勝2敗でA組3位となり、次大会の本戦出場権を獲得した。敗れた台湾は3連敗で最下位が確定。次大会の出場権を失い、予選R降格が決まった。

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次大会の本戦出場権獲得…崖っぷち戦で6点差追いつかれるも10回に3得点

 WBCの1次ラウンド(R)A組は9日、韓国が台湾を延長10回の末に11-8で下し、今大会初勝利。最大6点のリードを一度は追いつかれながら、10回に元ロッテのキム・テギュンの2ランなどで3点を勝ち越した。韓国は1勝2敗でA組3位となり、次大会の本戦出場権を獲得した。敗れた台湾は3連敗で最下位が確定。次大会の出場権を失い、予選R降格が決まった。

WBC初出場初先発の田中、1番として“満点”の活躍 「準備だけはしないといけない」(侍ジャパン応援特設サイトへ)

 史上初の予選R降格を辛くも免れた。最大6点のリードを追いつかれた韓国。延長10回、4時間半に及んだ大接戦を制し、最終戦にして遅すぎる今大会1勝を挙げた。

 初回1死二塁から、初めて3番に入ったパク・ソクミンが右前へ先制タイムリー。15イニングぶりの得点を奪うと、打線に一気に火が付いた。

 2回1死満塁からソ・ゴンチャンの2点二塁打、さらに犠飛とタイムリー2本で、この回一挙5点を奪い、6-0と大量リードした。

 しかし、2回に先発ヤン・ヒョンジョンが捕まり、4安打を浴びて4失点。3点差に迫られた。

 4回は不屈の4番が魂の一打を放った。1死一、二塁からイ・デホが中堅への二塁打。直前の打席で頭部への死球を受けていたが、当てられたパン・ウェイルンを相手に痛烈な“お返し”。この回、2点を挙げ、リードを5点に広げた。

 だが、台湾に食い下がられた。その裏にシム・チャンミンが2ランを被弾。6回にはチャン・ウチャンが連続タイムリーを浴び、1点差に迫られた。

 さらに7回。チャン・シファンが2死から連続二塁打を打たれ、ついに同点。最大6点あったリードをフイにした。この後は両者、好機を生かせず、今大会2度目の延長戦に突入した。

 延長10回。1死一、三塁の好機を作ると、6番ヤン・ウィジが中堅への犠飛を放ち、ついに勝ち越した。さらに代打の元ロッテ、キム・テギュンが2ランを放ち、一挙3得点。試合を決定づけた。

 その裏、元阪神のオ・スンファン(カージナルス)が締め、大会初勝利をもぎ取った。

「史上最弱」の前評判もあった韓国。初戦で初出場のイスラエルに延長戦の末に敗れ、続くオランダ戦で連敗。最終戦を待たず、2大会連続1次R敗退の憂き目に遭った。地元メディアは「忘れたい大会になった」と失望をもって伝えていた。

 台湾戦は負けた方が次大会の予選R降格となる崖っぷち戦。最後の最後に意地を見せ、価値ある次大会の本戦出場権を獲得し、初の自国開催を終えた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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