侍J・中田が2戦連発に手応え「フルスイングできるようになってきた」

重い空気吹き飛ばす2ラン

 野球日本代表「侍ジャパン」は10日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第3戦で中国(東京ドーム)を7-1で破った。これで3戦全勝で2次ラウンドへ。1次ラウンド最終戦では中田翔内野手が2戦連発となる2ランを放ち、状態の良さをうかがわせた。試合後は「フルスイングできるようになってきた。これからどんどん上げていきたい」と手応えを口にした。

 3回表に中国に1点を許した直後の攻撃。重くなりかけた空気を吹き飛ばしたのが中田だった。3回裏、2死一塁から左翼への2ラン。リードを4点に広げ、再びチームに勢いをつけた。

 試合後、中田は「ホントに追加点が早くほしかった。いってくれと思っていた」と振り返り、オーストラリア戦に続く2戦連発に「ホントにフルスイングできるようになってきた。これからどんどん上げていきたい」と力を込めた。

 これで3戦全勝で2次ラウンド進出となる侍ジャパン。筒香とともに打線の中心に座る主砲は「1試合でも落としていい試合はない」と全試合勝ちにいく覚悟を見せた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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