侍、小林の適時打で三度追いつく 今大会活躍の「正捕手」がまた打撃で仕事

振り逃げ→暴投→四球→適時打、キューバのミス逃さず

 野球日本代表「侍ジャパン」は14日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド第2戦でキューバ(東京ドーム)と対戦。6回に今大会大活躍の小林誠司捕手(巨人)のタイムリーが飛び出し、同点に追いついた。

 6回に増井が勝ち越し打を浴び、この試合3度目のリードを許した日本。しかし、その裏、1死で打席に立った松田が追い込まれてから粘り、最後は空振り三振に倒れながら振り逃げで出塁。暴投で二塁に進むと、秋山も粘って四球を選び、一、二塁とした。

 キューバはここで左腕イエラから右腕ラエラにスイッチ。すると、小林が初球をレフト前に運び、松田が生還した。相手のミスを逃さず、日本がヒット1本で三度追いついた。

 なおも1死一、二塁のチャンスで山田に打席が回るも、空振り三振。ランナーがスタートを切ったが、二塁走者の秋山が三塁で刺され、勝ち越しはならなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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