侍・小久保監督、6連勝で準決へ「選手一丸の勝利。選手を褒めてあげて」

6連勝の侍・小久保監督「勝ったらその日の事を忘れ、次の試合に集中した」

 2大会ぶりの優勝を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は15日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド第3戦でイスラエルと対戦。日本は4番・筒香が値千金の先制ソロを放つなど13安打で8点を奪い、8-3と勝利した。これで1次ラウンドから無敗の6連勝で、4大会連続の決勝ラウンド進出を決めた。

 ついに米国行き切符をつかんだ。小久保裕紀監督は「厳しい戦いが1次ラウンド、2次ラウンドと続いたけど、連日の大歓声に後押ししていただき、選手も勇気づけられ、米国に行くことになりました」とファンに頭を下げた。

 無傷の6連勝の突破。「なかなか厳しい戦いだった。勝ったらその日の試合を忘れて、次の試合に集中した。選手一丸となっての勝利。選手を褒めてあげてほしい」とねぎらい、この日の試合については「先発の千賀がよく投げた。試合が動かなかった中、日本の4番の筒香の一発で流れが来た」と振り返った。
 
 特に、先発に抜擢した千賀が好投した。「先発を言い渡したのも少し前。調整も難しかったと思う。本当にナイスピッチング。フォークもいいところから決まっていた」と絶賛した。

 2大会ぶりの世界一まで、あと2勝。「次は一番難しい準決勝。この準決勝を乗り切って何とか世界一になりたい。頑張ってきます」とファンに約束した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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