マーリンズ指揮官の腹上で“ブロック破壊事件”!? モチベ向上講習の一環

MLB公式動画サイトで公開…マッティングリー監督「選手にとって良いことだ」

 イチローが所属するマーリンズの指揮官が、腹の上でブロックを割られるという“事件”が起きた。珍事の模様を伝えているのは、MLB公式動画サイト「Cut4」だ。

 記事によると、マーリンズは15日のメッツ戦に6-2で勝利する前、自己啓発集団による講習を受け、その中の「モチベーション向上」の一つは「誰かの腹の上でセメントブロックを叩き割る」ことだったという。

 “犠牲者”となったのが、ドン・マッティングリー監督だ。ロッカールームで、ブロックを積み重ねた台にあおむけに横にさせられると、タオルを敷いた腹の上にブロックを1つ置かれた。ハンマーを持ったスタッフを前に戦々恐々とした表情を見せた指揮官だったが、スタッフが振り下ろしたハンマーがブロックに命中。粉々となり、見事に成功すると、ロッカールームは大盛り上がりとなった。

 まさかの“被害”に遭ったマッティングリー監督は「選手にとって良いことだ」と語ったといい、度量の大きさを見せた指揮官はナインのお祭り騒ぎに満足しているようだ。

 恐怖を乗り越えることで、自信をつけさせる狙いがあるのだろうか。モチベーション向上の一環ではあるが、“被害者”はマッティングリー監督にとどまらないという。

 記事は「少なくとも、マッティングリー氏が安心してよいのは、以前にも同じ境遇にあったMLB監督がいたことだ。2015年にブレーブスの元監督フレディ・ゴンザレスがブロック割りを経験している」とリポート。果たして、なんとも“痛い”方法で盛り上がったチームだが、グラウンドでの結果に結び付けられるだろうか。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY