ソフトB、松坂から“快挙” 五十嵐→サファテの継投でノーヒットノーラン

松坂は7回ノーヒットの快投、広島相手に出した走者は四球の2人のみ

 ソフトバンクが25日のオープン戦・広島戦で3人の継投によるノーヒットノーランを達成し、1-0で勝利した。

 先発の松坂は初回2死から丸に四球を与えるも、鶴岡が盗塁を刺して3人で攻撃を終わらせる。2回は3者凡退。3回は先頭のペーニャに四球を与えたが、後続を落ち着いて抑えた。

 4回以降は1人の走者も許さない快投。6回終了で91球に達していたが、7回も続投すると、この回は守備陣が美技を連発。小窪の三塁線へ痛烈ゴロは途中出場の明石がダイビングキャッチで掴み、三ゴロ。丸の左翼へ痛烈ライナーは中村晃がジャンピングキャッチすると、最後は新井の痛烈な二ゴロを本多がさばいた。

 その裏には、川島のタイムリーで先制。8回は五十嵐、9回は守護神サファテが危なげなく3者凡退に仕留め、3人による継投でノーヒットノーランを完成させた。許した走者は松坂が四球で出した2人のみで、3投手で10三振を奪った。

 松坂は7回102球を投げ、無安打無失点、2四球6奪三振。4回以降はパーフェクトの快投で勝利投手となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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