阪神・金本監督、4番固定せず 糸井にはムードメーカーの期待

セ・ファンミーティングに参加

 阪神の金本知憲監督が27日、「セ・リーグ ファンミーティング 2017」に参加。就任2年目の今季はオリックスからFA加入した糸井にムードメーカーとしての役割を期待し、4番を固定せずに上位進出を目指す考えを明かした。

 糸井は右膝関節炎で出遅れていたが、オープン戦最終戦となる26日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で初のマルチ安打をマーク。新天地での開幕へ準備を整えた。金本監督は「糸井は明るくて前向きな選手。ベンチでも雄たけびをあげるぐらい。ベンチのムードを明るくしてくれる。数字以上の効果を期待している」と話した。

 昨季の4番スタメンは福留が103試合、ゴメスが35試合、原口が5試合。ファンによるスタメン予想には4番に原口文仁が入った。「4番はどっしりと固定されるのがいいが、ここは調子を見ながら。4番にこだわることはないかなと。昨年も広島は固定せずに優勝した。臨機応変にやっていきたい」。

 イベントにはドラフト1位の大山も参加。金本監督は「体が全く出来ていない」と苦言を呈しつつ、「打撃センスはある。体さえ出来れば、将来はクリーンアップを打てる」と期待を寄せていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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