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初の開幕1軍も、冷静さ失わないソフトB上林 「ここが目標じゃない」

落ち着いていた。プロ入り初めてとなる開幕1軍の座を掴んだソフトバンクの上林誠知外野手。開幕スタメンの可能性もある31日のロッテ戦(ヤフオクD)を前にして、変に緊張する様子も、高ぶる様子も見られなかった。

結果を残して掴んだ開幕1軍、「チームの中で頼られる存在になっていきたい」

 落ち着いていた。プロ入り初めてとなる開幕1軍の座を掴んだソフトバンクの上林誠知外野手。開幕スタメンの可能性もある31日のロッテ戦(ヤフオクD)を前にして、変に緊張する様子も、高ぶる様子も見られなかった。

 開幕を翌日に控えた30日の前日練習。フリー打撃などで練習を行なった21歳は冷静に現状を捉えていた。「ここを目標にまずはやってきましたけど、これからもっと経験を積んで、すごい選手になっていかないといけない。開幕戦だからとか、気にならないですね。オープン戦もやってきたし、普段通りやれればいい。楽しみではありますけどね」と淡々としたものだった。

 昨季も外野のレギュラー候補と期待されながら、春のキャンプ、オープン戦と結果を残せず、シーズンのほとんどを2軍で暮らした。

「昨季はオープン戦もキャンプも失敗した。今年は始めからスタートダッシュを切れるようにやってきた。それが今のところ繋がっている」

 春のキャンプで主力組のA組に抜擢。連日、居残りのロングティーをこなし、実戦では結果を追い求めた。紅白戦でチームの実戦初アーチ、オープン戦でもチーム初本塁打。アピールが実り、開幕1軍の座を掴み取った。

「ここが目標じゃないので。もっと高いところを目指していきたいと思っています。チームの中で頼られる存在になっていきたい。本当に、ここからが大事」という上林。そのポテンシャルは、底知れないスケールを持つ。チームの中核を担う打者へ。2017年は、飛躍を期す1年となる。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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