ロッテ新助っ人ダフィーが7回に均衡破る先制打 6回まで和田の前に1安打も…
息詰まる投手戦で貴重な先制タイムリー
息詰まる投手戦に風穴を空けたのは、ロッテの新助っ人ダフィーのバットだった。
ソフトバンクとの開幕戦(ヤフオクドーム)。7回1死一、二塁で和田が投じた初球のチェンジアップを捉えた。一、二塁間を破ると、二塁走者の角中が三塁を蹴り、本塁へ生還。間一髪のタイミングだったが、回り込むようにしてスライディングし、捕手のタッチをかいくぐった。
6回まで、和田の前に、わずか1安打だったロッテ。三塁すら踏めていなかったが、この回先頭の角中、パラデスの連打で作ったこの日最初と言えるチャンスで、今季から加わった助っ人が初安打初打点を挙げ、今季最初の得点となる先制点を奪い取った。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani