ダルビッシュ有、田中将大は何位? 米メディアがMLB選手「トップ100」選出

ダルビッシュの奪三振率は「特筆すべき数値」、MLB選手のトップ30は?

 そして、ダルビッシュは31位。スプリングトレーニングで順調に調整を続け、自身初の開幕投手を務めることが決まった右腕は、田中よりも上位にランクインした。昨年5月にトミー・ジョン手術後の長いリハビリから復帰。今季は完全復活が期待されており、米メディアの予想ではサイ・ヤング賞の最有力候補に挙げる声も多い。

「健康状態はダルビッシュにとって常に課題であるが、30歳右腕はキャリア通算でERA+129を記録し、対戦打者の30%から三振を奪ってきた。先発投手としては、特筆すべき数値だ」

 防御率が平均値に比べてどれだけ優れているかを示すERA+は「100」が基準だが、ダルビッシュは通算で「+129」という数値を叩き出している。記事ではこのことを高く評価しつつ、圧倒的な奪三振率についても特筆している。

 田中、ダルビッシュがサイ・ヤング賞を争うような活躍を見せれば、来年はさらにランキングを上げることになりそうだ。なお、CBSスポーツが格付けした「トップ30プレーヤー」は以下の通りとなっている。

30位 ダニエル・マーフィー内野手(ナショナルズ)
29位 ジョニー・クエト投手(ジャイアンツ)
28位 ジョン・レスター投手(カブス)
27位 ジャスティン・バーランダー投手(タイガース)
26位 ミゲル・カブレラ内野手(タイガース)
25位 ジョーイ・ボット内野手(レッズ)
24位 クリスティアン・イエリッチ外野手(マーリンズ)
23位 ジョナサン・ルクロイ捕手(レンジャーズ)
22位 フレディー・フリーマン内野手(ブレーブス)
21位 ポール・ゴールドシュミット内野手(ダイヤモンドバックス)
20位 アンソニー・リッゾ内野手(カブス)
19位 ノア・シンダーガード投手(メッツ)
18位 バスター・ポージー捕手(ジャイアンツ)
17位 ロビンソン・カノ内野手(マリナーズ)
16位 マディソン・バムガーナー投手(ジャイアンツ)
15位 コリー・クルーバー投手(インディアンス)
14位 コリー・シーガー内野手(ドジャース)
13位 クリス・セール投手(レッドソックス)
12位 ノーラン・アレナド内野手(ロッキーズ)
11位 ホセ・アルテューべ内野手(アストロズ)
10位 ブライス・ハーパー外野手(ナショナルズ)
9位 カルロス・コレア内野手(アストロズ)
8位 マックス・シャーザー投手(ナショナルズ)
7位 ジョシュ・ドナルドソン内野手(ブルージェイズ)
6位 フランシスコ・リンドーア内野手(インディアンス)
5位 ムーキー・ベッツ外野手(レッドソックス)
4位 クリス・ブライアント内野手(カブス)
3位 クレイトン・カーショー投手(ドジャース)
2位 マニー・マチャド内野手(オリオールズ)
1位 マイク・トラウト外野手(エンゼルス)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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