日ハム斎藤佑、568日ぶり勝利ならずも…初登板で手応え「昨年とは違う」

6回途中3失点、途中強風の中で「計算しながら投げられた」

 日本ハム斎藤祐樹投手は6日、ロッテのルーキー佐々木と投げ合ったが、568日ぶりの勝利はならなかった。

“ZOZOマリン名物”13メートルの強風が吹き荒れる中、「気にならなかったというより、計算しながら投げられた」と風をうまく使い、曲がりの大きいツーシーム、フォークを駆使して、5回まで2失点でしのいだ。

「(変化球が)曲がりすぎるので、厳しく(コースを)狙いすぎないこと」と計算通りのマウンド。1点リードされたまま6回のマウンドにも上がったが、先頭のパラデスを歩かせて公文にマウンドを譲ったことを悔しがった。公文が打たれたため、5回0/3を6安打3失点2奪三振2四球だった。

 昨年は0勝に終わり、勝てば2015年9月16日の同じロッテ戦以来だった。ただ、昨シーズンと違い、今季初登板はそれなりの手応えをつかんだようで「勝てなかったのは悔しいが、昨年とは違う」と前向きだった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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