前田健太、今季初勝利 「ベストではない」も…指揮官は「よく投げていた」

立ち上がりは7者連続凡退、5回4失点も大量援護で日本人一番乗りの今季初勝利

 ドジャースの前田健太投手が9日(日本時間10日)、敵地ロッキーズ戦に先発し、5回5安打4失点1四球5奪三振で今季初勝利を挙げた。5回に1点差まで詰め寄られたが、なんとか1点のリードを守ったまま降板。打線が15安打10得点と力強く援護し、前田に今季の日本人投手一番乗りとなる初白星がついたが、地元メディアは「ベストの出来ではなかった」と評価している。

 前田は立ち上がりから7者連続凡退と好スタート。しかし、4点リードの3回1死二塁でブラックモンにセンターへの2ランを運ばれる。4回は味方守備の走者を出すも無失点。5回は1死一塁から連打で1失点を喫すると、なおも1死一、三塁の場面でゴンザレスに左翼への犠飛を許し、1点差まで詰め寄られた。だが、最後はアレナドを右飛に仕留め、リードを守った。

 6回に代打を送られて、83球(53ストライク)で降板。4日(同5日)の今季初登板は5回4失点、この日は5回4失点で防御率は6.30となった。打線はその後も4点を加え、前田に今季1勝目がついたが、2試合連続でクオリティースタート(QS、6回以上を投げて自責3以下)を達成できていない。

 球団公式サイトは「ドジャース先発のマエダは援護を活かして今季初勝利を飾った。マエダは決してベストの出来ではなく、5回で4失点、被安打5、1四球、5奪三振であった」とこの日の投球を振り返り、デーブ・ロバーツ監督の「前田は5回先頭のウォルターズに四球を与えるまではよく投げていたと思う。あの四球から少し崩れてしまった」というコメントも紹介している。

 また、地元紙「オレンジ・カウンティー・レジスター」も「先発のマエダは立ち上がり、ロッキーズ打線を7者連続で打ち取った。奪三振も4つ。しかし、以降のイニングでは彼はフラフラだった」と、次第に苦しい投球になっていったことを記している。

 今季はシーズン200投球回を目標に掲げる前田。大台に到達するためにも、次回はより長いイニングを投げ、2試合連続白星を掴みたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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