イチローは代打で左飛 田澤純一は3者凡退の好投も…マ軍は3連勝でストップ

田澤は今季3試合目で初の無失点投球、イチローは2試合連続ヒットならず

 マーリンズのイチロー外野手は9日(日本時間10日)、敵地メッツ戦に2試合連続で代打で出場し、左飛に倒れた。前日に今季3打席目で初ヒットを放っていたが、2試合連続安打はならず。田澤純一投手は3点ビハインドの7回に2番手で登板し、3者凡退の快投。今季3試合目の登板で初めて無失点に抑えた。マーリンズは2-5で敗れた。

 マーリンズは初回に先発ボルケスがつかまり、いきなり3失点。3回にゴードンがメッツ先発シンダーガードから2点タイムリーを放ち、1点差に迫るも、ボルケスは5回にブルース、6回にはコンフォルトにソロ本塁打を浴び、再び3点差と引き離された。

 田澤は7回に2番手で登板。まずはレイエスを3球目の93マイル(約150キロ)の直球で三ゴロに仕留めると、カブレラは2球目の92マイル(約148キロ)の直球で中飛。わずか5球で2アウトを奪う。そして、最後は主砲セスペデスをフルカウントから93マイルの直球で右飛に打ち取り、3者凡退に抑えた。

 マーリンズデビュー戦となった3日(同4日)のナショナルズ戦は1死も取れずに1失点で降板。6日(同7日)のナショナルズ戦もソロ本塁打を浴びて1回1失点に終わっていたが、3戦目で初めて無失点に抑える快投を見せた。この日は13球を投げて10球がストライクと、ストライク先行の投球。防御率は9.00となった。

 イチローは直後の8回、田澤の代打として登場。1死走者なしで打席に立つと、1ボールから中継ぎ右腕サラスの91マイル(約147キロ)の直球を打ったが、左飛に倒れた。8日(同9日)のメッツ戦で今季初安打をマークしていたが、この日は快音は出ず。メジャー通算3031安打のままとなっている。

 マーリンズはそのまま2-5で敗戦。連勝は3で止まり、3勝3敗となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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