ロッテ石川が3回8安打5失点の乱調でKO 3イニングで98球を要する

初回だけで44球、4回から東條がマウンドへ

 ロッテの石川歩投手が11日、敵地オリックス戦で8安打5失点(自責4)、3回までに98球を要する乱調でKOされた。

 石川は初回、1死から駿太に二塁打を浴びると、安達の内野安打、ロメロのライト前ヒットで満塁とされる。ここで小谷野にレフトへ先制タイムリーを浴び、2点を失った。その後、T-岡田は四球で再び満塁とされるも、中島は8球目の直球で空振り三振。大城にも粘られながら、7球目のカーブで空振り三振に仕留めた。初回から44球を投げる苦しい立ち上がりとなった。

 2回は3者凡退に抑えるも、3回に再びつかまる。先頭・安達はニゴロも、石川の捕球ミスで出塁を許す。1死後に小谷野は四球で一、二塁に。T-岡田にセンターへのタイムリーを浴び、3失点目を喫した。

 さらに、中島にもレフトへのタイムリーを許すと、1死満塁となってから若月にもセンター前に運ばれて5失点目となった。その後、宮崎は空振り三振、駿太は遊ゴロで3アウト。わずか3イニングで98球を要した。

 3回で打者20人と対峙し、8安打5失点2四球5奪三振。この回限りで降板し、4回からは東條が登板した。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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