広島、9回打者一巡猛攻&2発7点で巨人に逆転勝利! 引き分け挟んで10連勝

初回にも打者一巡で4得点、一時逆転許すも9回に再逆転

 広島が13日の敵地巨人戦で引き分けを挟んで10連勝をマークした。5回に一時勝ち越されながらも9回に打者一巡の猛攻で一挙7得点と逆転に成功し、11-5で勝利。代打・松山が今季1号の同点ソロを放つなど勝負強さを見せて競り勝った。

 広島は初回1死一、二塁から4番・新井がセンター前ヒット。二塁走者の菊池が一気に本塁を狙ったが、センターの立岡がワンバウンドでストライク返球を見せ、アウトの判定が下された。しかし、微妙なタイミングだったため、リプレー検証に。結果、セーフへと覆った。

 これで一気に流れを引き寄せ、鈴木、エルドレッド、小窪とタイムリーをマーク。初回から打者一巡の猛攻で4点を奪った。

 しかしその裏、先発の大瀬良が阿部のタイムリー二塁打、マギーの1号2ランで1点差に詰め寄られると、3回にもタイムリー二塁打を許して同点に。さらに5回にはまたも阿部にタイムリーを許して勝ち越された。

 それでも9回、代打・松山が先頭で打席に立つと相手守護神カミネロから右翼席へ同点ソロ。そこから一気に畳みかけ、四球とエラーで二、三塁とすると丸が2点タイムリーを放ち、勝ち越しに成功した。さらに安部もセンターへタイムリーを放ったところでカミネロは降板となった。

 広島は石原も代わった池田の初球を左翼席へ運び、1号3ラン。この回初回に続き打者一巡の猛攻で一挙7点を奪い、試合を決めた。

 12安打で11点を奪った広島は8回2番手でマウンドに上がったブレイシアが来日初勝利。9回も今村が無安打無失点と安定した投球を見せ、引き分けを挟んで10連勝をマークした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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