ダルビッシュ、今季3戦目で初勝利! 打球直撃も7回5安打零封10Kの好投

エンゼルス戦で今季最長7回103球の力投、登板3試合目で初勝利

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)の敵地エンゼルス戦で7回を5安打10奪三振2四球無失点の好投を見せ、今季初勝利をマークした。3回にはトラウトの打球が背中を直撃するアクシデントもあったが、続投。今季最長の7回を投げ切り、得点を許さなかった。8-3で勝利したレンジャーズは今季初の連勝となった。

 レンジャーズは初回、ゴメスが左中間へ先頭打者弾をマーク。早速、リードを受けたダルビッシュはその裏、先頭のエスコバルを空振り三振に仕留めると、その後、ヒットと四球で一、二塁としたものの、プホルスを三ゴロ、二、三塁からシモンズを遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 2回も先頭のメイビンに四球を与えたが、マルテを右飛とすると、1死二塁からエスピノザを空振り三振。その後、暴投で1死三塁としたものの、ペレスを見逃し三振に仕留めた。さらに3回もエスコバル、カルフーンと三振に仕留め、4者連続三振。直後、トラウトの投手強襲の打球が背中を直撃するアクシデントに見舞われたが、ダルビッシュは続投。2死二塁からプホルスを遊飛に打ち取った。

 4回も1死から2者連続三振。5回も先頭のエスピノザに左前安打を許したが、その後、ペレスを空振り三振、エスコバルを遊ゴロ、カルフーンを空振り三振に切って取った。

 6回もトラウトに左前打を浴びて先頭打者を出したものの、プホルスからこの日10個目の三振をマーク。直後、シモンズの右前安打で一、三塁としたが、メイビンを二ゴロ併殺に仕留めて得点を許さない。7回はマルテを中飛、エスピノザを左飛、ペレスを中飛と3者凡退に仕留めた。

 レンジャーズ打線も2回にチリーノス、プロファーのタイムリーで2得点、3回にもマザラの2ランを放つと、6回にも3点を奪ってエースを援護した。

 右腕は6回まで毎回三振を奪う力投。7回103球を投げ、5安打10奪三振無失点で降板した。レンジャーズは9回に3点を失ったが、そのまま勝利。今季初勝利を挙げたダルビッシュは3試合で1勝1敗、防御率2.33となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY