ホロ苦の1軍デビューで光った資質 ホークス高橋「勉強になりました」

1軍で対戦した最初の打者、T-岡田に被弾

 ソフトバンクの15年ドラフト1位・高橋純平投手が、14日のオリックス戦(ヤフオクD)でプロ入り初登板した。6回に2番手で登板し、2本塁打を浴びるなど3回4失点とホロ苦いデビュー戦となり、試合後は「早い時期に(1軍に)上げてもらえて、勉強になりました。ここがスタートのつもりで、次に与えられたマウンドでしっかり抑えられるように投げたいと思います」と語った。

 先発・中田が5回5失点KOされて回ってきた初の1軍マウンドで、いきなりプロの洗礼を浴びた。先頭で迎えたのはTー岡田。2ボール1ストライクからの4球目、145キロの真っすぐを右翼ホームランテラス席に運ばれた。「ちょっと甘かったな、と。打たれて良かったとかは思わないですけど、それも1つの勉強になりました」。1軍で対戦した最初の打者に、被弾した。

 さらに、中島に左翼線への二塁打を浴びると、伊藤への四球で1死一、三塁。ただ、ここからその潜在能力の一端を見せる。小田を143キロの真っすぐで、続く駿太も146キロの真っ直ぐで2者連続の空振り三振に斬り、「そこは良かったかな、と思います。走者を出したけど、1点に抑えられたので」とピンチを脱した場面を振り返った。

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