オリ小谷野&中島が連日の活躍で貯金3 福良監督も称賛「今日もいい働き」

ソフトBに勝ち越し&2位浮上、苦言も忘れず「バント失敗が多すぎる」

 オリックスが2連勝で、カード勝ち越しを決めた。15日のソフトバンク戦。開幕から好調な打線が13安打7得点とこの日も爆発。投手陣は6点を失ったものの、7-6で競り勝った。

 初回に小谷野、中島の適時打で2点を先制。先発のコークが3回につかまり、一時逆転を許したが、直後の4回に中島が同点弾。5回2死二塁で、またもや小谷野が勝ち越し適時打を放つと、その後も加点。連日のベテラン2人の活躍に、福良淳一監督は「今日もですよ。いい働きをしてくれました」と称賛した。

 この日は、開幕から4番に座っていたロメロが、14日に受けた死球の影響で欠場。代わりに4番に入った小谷野が2安打2打点と気を吐き「選択肢はそれかな、と。やっぱり栄一でしょう」と指揮官も代役4番の働きに脱帽した。

 4回以降は山崎福、吉田一、黒木とつないで、反撃を凌いだ。9回は守護神・平野佳が2点を奪われ、1点差まで詰め寄られたものの、辛くも逃げ切り。貯金3とし、2位に浮上したが、指揮官は「両方、守備でも攻撃でも(ミスが出た)。バント失敗が多すぎる。1点でも多く取っておかないといけない」と苦言も忘れなかった。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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